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インスリン治療の重要性

①インスリンを何故打つのか?

  • 細胞にエネルギーを供給し、高血糖が原因で起こる有害生体反応を防止するためです。難しい単語ですが、時系列で考えると2つの意味合いがあります。
  • 短期的有害点:創傷治癒遅延、感染率悪化、術後合併症増加
  • 長期的有害点:合併症(網膜症・腎症・神経)、血管障害、認知症など

 

血糖をさげる際の注意

  • 血糖は下げれば良いというわけでは有りません。低血糖は高血糖と同程度、もしくはそれ以上のリスクが報告されています。
  • 低血糖を避けるようにして血糖管理を行います。
  • 低血糖はいち早くブドウ糖投与を行いましょう。

②インスリンの種類について

  • 効果発現による分類としては4種類あります。

・超速効型(ノボラピッド、ヒューマログ、アピドラ)

・速攻型   (ヒューマリンR、ノボリンR)

・中間型   (ノボリンN)

・持効型   (ランタス、レベミル、トレシーバ)

  • 「ミックス」というのは①or②と③の混ざったもので、割合に応じて数字が付きます。
  • ノボラピッド70ミックスであれば、ノボラピッド7割、残り3割ノボリンNになります。

当院ではインスリン導入が必要な場合は上記のインスリンを使い分けつつ、治療にあたっていきます。

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